内視鏡検査
当院では、『新世代内視鏡システムLASEREO』を導入しています。レーザー光源装置を用いており、白色光用とBLI用の2つの波長のレーザーを搭載しています。2種類のレーザーの発行強度比を変えることで、白色光観察と狭帯域光観察それぞれに適した光を照射し、粘膜のわずかな色の変化を詳細に観察でき、炎症や発赤調、褪色調の病変の診断に力を発揮します。
また、拡大内視鏡も同時に施行可能です(経鼻内視鏡以外)。これは内視鏡検査時に見つけた病変を、その場で光学的に拡大し、詳細に観察することが可能な内視鏡機器および検査法のことです。通常の内視鏡検査では、病変が見つかった場合、組織を一部採取(生検)して、病理検査に提出します。病理学的診断がつくのに1週間ほど要します。拡大内視鏡で診断すると、検査時にその場でかなり正確な診断が可能になります。当院は、上部・下部ともに拡大内視鏡を用いて診断することが可能です。胃がん検診で2次精密検査が必要と言われた方、大腸がん検診で便潜血陽性で2次精密検査が必要と言われた方、胃腸症状のある方、ピロリ菌が心配な方などは一度当院にご相談下さい。
炭酸ガス装置
ポリープやガンなどの病変発見のためには、大腸に空気を入れて十分膨らませてから観察することが必要で、これがお腹のはった感じの原因でした。これに対して空気ではなく炭酸ガスを使用すると、炭酸ガスは空気に比べ腸管内ですばやく吸収されますのでお腹の張りや不快感が軽減することができます。
内視鏡洗浄消毒装置
日本消化器内視鏡学会の内視鏡洗浄・消毒ガイドラインに従い、検査ごとに洗浄・消毒を行っていますので安心して検査を受けて下さい。
高周波装置
ポリープを切除したり、出血部位を止血する際に使用します。