保険医療機関間の連携による病理診断について
これまで当院を含め多くのクリニックでは、内視鏡検査時に生検(組織検査)もしくはポリ ープを切除した場合、その検体は血液検査などと同様に外部の衛生検査所(当院の場合)に依頼をし、検査所(医療機関ではない)所属の病理医による「病 理検査報告」を受けて消化器内科医のみで診断をする流れになっていました。 日本病理学会の「全ての病理診断を医療機関で行う」という宣言にはじまり、保険医療機関間の連携による病理診断の要件が見直されてきた結果、全ての病理診断を医療機関で行うための環境が整備されてきています。病理診断クリニックとの連携により、これまでのように病理検査報告を受けた消化器内科医のみが判断する流れではなく、病理診断医との緊密な連携により内視鏡診断と病理診断との整合性をより精確なものとし、受診される皆様方へ精度の高い安心な医療を提供できることと考えています。 なお、当院では札幌厚生局に「保険医療機関間の連携による病理診断」の届出を行い、 令和7年8月付で受理されております。今後病理医との連携の元より正確に診断結果をお届けいたします。
令和7年9月
こんの内科・消化器内科クリニック 金野陽高
SPC病理診断科クリニック 近藤信夫
