禁煙外来
近年のタバコ代の上昇や、受動喫煙の意識の高まりとともに肩身の狭い思いをされている方は多いと思います。喫煙が体に有害であることは皆さんご存知かと思います。実際に喫煙により、COPD(肺気腫) 肺癌や咽頭癌、前立腺癌の各種癌 心筋梗塞や脳梗塞などの多くの病気のリスクが上がります。タバコの恐ろしいところは、病気になってからやめても肺は元には戻らないことです。後悔する前に、ぜひ禁煙を行っていきましょう。
最近の研究では、加熱式たばこについても有害である報告がなされています。
加熱式たばこについて(ファイザーホームページより)
治療の流れ
当院では禁煙外来として、チャンピックス（飲み薬）を用意しています。このお薬は、あくまで禁煙する時のつらい症状(ニコチン離脱症状)を和らげる禁煙補助薬にすぎません。禁煙を失敗してしまった場合や禁煙外来終了後に喫煙を再開してしまった場合、保険を使用して再度挑戦するには、１年間待たなければなりません。つまり治療を始めたとしても、本人の強い決意が無ければ絶対に禁煙を成功することはできません。十分に相談しながら治療にあたらせていただきます。
当院の禁煙外来の流れは、
問診表
医師の診察
呼気一酸化炭素の測定
禁煙宣言書の記入
といった流れになります。
禁煙外来は初診時を含めて５回、３か月間のプログラムが通例です。
価格ですが、５回トータルで約20,000円が一般的です。自己負担額によって幅があるため、金額が前後することがあります。
